久しぶりに筆をとりました、おきゅです。
ずっとポケモンカードのことばかりブログのネタにしていたので、ここらへんでオタクとしての話を挟もうかなと思った次第です。(※やがて君になるという作品の感想なのでネタバレが嫌なかたはオススメしません)
1月5日にReバース講習会というものがありました。新しいカードゲームなんですが、そのイベントでは成海瑠奈さんが来て、実際にルールを教えてくれたり、握手しながらお話できたりとカードゲームも成海瑠奈さんも好きな僕にとって夢のようなイベントでした。
案の定余韻に浸り、完全にオタクの顔つきをしていました。(キモいとか言わないでください)
今も握手の瞬間を思い出すと右手が感覚を思い出します…
と、まぁ完全に声のオタクのムーブをかまして、普段ならイベント終わりはすぐ家に帰るのですが、この日は、南越谷で夜からオタク友達とラーメンを食べる予定があり、6時間ほど暇な時間がありました。
(これが友達と食べに行ったやつです!
めっちゃ美味しかったのでまた埼玉に行く機会があれば寄りたいと思いました。)
テストが近いのでテスト勉強でもするかぁとか思っていて、一応ペンケースやプリント類はもってきたのですが、イベント終わりにそんな現実的なことを考えたくないねってなりました。(留年怖すぎね)
そこで僕が思いついたのが、「友人を待ってる間に読書しよう」でした。
これで読解力もあがって、テストも無双できるわね!!!とか思ってましたが、そもそも医療系大学生のテストの内容が読解力を求められるものなわけがないので詰みです。
でも、僕の脳内は完全に物語を求めています。
そして、本屋に一直線に向かいました。
本屋に入って、立ち読み多すぎてワロタねとか思いながらブラブラしてると、ふとフォロワーが「やがて君になる」という作品について絶叫しているのを思い出しました。(漫画を読むのも読書だよね!)
タイトルだけは知っていたけど、いまいちきっかけがなくて触れずにいた作品でしたが、
・めっちゃ暇
・お年玉もらってお金にちょっと余裕がある
・せっかく思い立ったから
と自分の中の歯車がピタリとはまり1巻〜3巻を購入しました。全巻あるなら全巻買おうと思ったのですがそこの書店では6巻までしか置いてなかったので半分だけと思っての3巻分の購入です。
とりあえず3巻くらい読んで、読み終わったらテスト勉強しようとこの時は思っていました…
しかし、この3巻分の購入が大きなプレミでした…
(帯の一言からどんなストーリーなのかとワクワク止まらんって思った)
これがまーたおもしろいんですねぇ…(クソデカため息)
1巻を読み終えた段階で僕は完全に「やがて君になるラー」の顔つきをしていましたよ…
そして、アニメイトにむけて歩み始めて4〜8巻をまとめ買いし、全巻購入することに成功しました👏👏👏
友人を待っている6時間の間に全てのお話を読み切り余韻に浸りながら先ほどのラーメンを食べました。
ここからやが君についての感想になります。
先輩やが君ラーが「お前それだよ」って言ってくれたら嬉しいなと思ってます。
〜感想〜
前述したようにおもしろかったです❗️じゃあ一体どこら辺がおもしろいんだ?となると思いますが、燈子と侑の気持ちの変化の仕方がおもしろいポイントかなと思います。
まず燈子ですが、侑に対して一方的に好意を抱いているという状況に満足しているようでした。
片思いを経験したことがある方ならわかるかと思いますが、好きになった瞬間は想っているだけで楽しいと思います。燈子はそれに似た様子なのかなと個人的には考えました。
しかし、燈子は他人の「好き」を受け入れられません。
演劇のときのお話でわかりましたが死んでしまった完璧な姉の代わりに私が姉になるという思いで過ごしてきた燈子なので、みんなの目に映る燈子は"本物"の燈子ではないわけです。
しかし、生徒会の演劇を通して、修学旅行での沙弥香からの告白を通して、燈子は変わります。
演劇ではありのままの自分でいいんだよという侑からのメッセージを受け取り、沙耶香からの告白では、自身が思っていた「好き」の価値観を変化させました。
ここらへんの出来事が燈子が燈子になる="やがて君になる"というタイトルに繋がるのかなと思ってます。
次に侑についてですが、はじめは人を特別に思えない=好きになることができないといった子でした。
しかし、燈子と一緒に過ごすにつれて燈子に惹かれていく自分に気づき出します。
僕の特に好きなシーンです
私は自分のこと嫌いだから〜といった先輩に対して、心の中で「わたしの〇〇もののこと嫌いって言わないでよ」と返しています。
セリフに隠れてしまっているのですが、〇〇には「好きな」が入ると想像できます。
なんでセリフで隠したのだろうと思ったときに
先輩と一緒にいる条件として、「先輩のことを好きにならない」というものがあり、侑が先輩に対して好意を抱いてしまっていることを自分自身で隠さなければいけないと考えました。
そのためこの「ばか」といったセリフは先輩のことを好きになってしまった自分宛てにも捉えられると思います。
先輩のことが好きだということがバレてしまったら先輩の近くにいることはもうできないから
最終的には結ばれますが、結ばれるまでの過程がとても遠くに感じました。
だって、燈子は「わたしのことを好きにならないでね」なんていうんですよ!?
それなのに侑に甘えたり、キスしたりしてくるもんですから侑も大変ですよね
ただのラブコメならあんたなんか嫌いとか言いながら惹かれていくところを好きになるななんて言われて、ほぼマイナスからのスタートでよくここまできたなぁと
でも、前述したように燈子には好きな人に好きになって欲しくない理由がちゃんとあって、それを理解しながらも侑はそばにいて
こうした関係は女の子どうしだからこそ成り立ったわけで
こんな作品に出会えてほんとよかったです
この作品に出会うきっかけをくれたフォロワーに次会った時にはありがとうと伝えたいですね
今回このブログではメインキャラの2人に焦点を当てて書きましたが、燈子が沙弥香からの告白の返事をするシーンが1番涙流しましたね…
現在大学3年生で、4年生になって、就職してという未来が近づいていくなかで嫌でも結婚というものを意識させられます。(まず彼女だが)
人を好きになることについてとても考えされられた作品で、僕自身「好き」という言葉の印象が燈子と似ていたのもあり、自分の価値観もこの作品のおかげで変わりました。
グダグダしてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!!!
他にもいろいろ感想がありますが、それはこの作品を好きな人と語るときにとっておこうと思うので気軽にはなしかけて欲しいです笑